「ALWEYS 3丁目の夕日」を見ました☆

泣きました。
久しぶりに良い映画を見る事ができたよん。

「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。」
本当に、そう感じました。


私は昭和59年生まれ。
もの心ついた時には、TVも洗濯機もすべて電気で動き、電車はあちこちを走って、モノは溢れていた。

今、平成17年。
TVがなければつまらない。携帯がないとなんか落ち着かない。パソコンを開けばなんでも情報が手に入る。マクドナルドも、ケンタッキーも、ピザも。。。なんでも食べれる。コンビニもある。
そんな、モノが溢れた時代に生まれ、生きているわたし。

昭和30年、私のママやパパが子供の頃。
冷蔵庫は氷。クーラーは扇風機。携帯なんてあるわけもなく、すぐに送れるメールではなく何日か後に届く手紙でメッセージを届けていた。
今にくらべたらある意味とても不便だったのかもしれない。

私は、この映画を見終わった時、昭和30年の頃の子供のパパとママが、今の平成の世の中を見たらどう思うだろうって、ずっと考えていました。


きっと、便利な世の中だと思うと思うけど、きっと違和感があるとおもう。
その違和感は、便利さとひきかえに、私達が忘れてしまったものなのかもしれないなあ。


モノがたくさん溢れ、情報も両手に抱えてもこぼれてしまうくらい手に入る。
いつしか、いらないものは捨てられ、人との付き合いも減り、壊れたら新しいのを買う。


なぜだろう、あたしは生まれてもいない昭和30年代の世界がなつかしく思った。
そこには、あたたかい人と人とのつながりや、モノを大切にする気持ちとか、夢があった。
モノがなくても、便利な世の中でなくても、そこに生きていた人達は、輝いてた。


でも、今の世の中だって、負けてないと思う。
小さい少女が殺されたり、変な世の中だけど、でも今だって、昔のような暖かい人とのつながりが作れるとあたしは思う。
昔も今も、状況が変われど基本的に「人」はかわらない。
忘れずに、輝いて生きていきたいとおもうなぁ。


なんか、暖かい気持ちと、いろんなものを気づかせてくれた映画だったのでした。
人って、暖かいものなんだ。って。